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2013年2月 1日 (金)

あなたの自己PRが「通らない」わけをお教えしましょう。

■よいところがない就活生はいないが、自分のよさを知っている就活生もまた少ない
前回にも触れましたが、私が今までこのブログや平凡社新書『1点差で勝ち抜く就活術』で書いてきたことについての誤解が一定数ある、というお話です。
「私が今まで会ってきた就活生たちに、まったくアピールすべき点もない人はいなかった」
という記述に対して、
「それは努力をしてきた人たちで、自分はそうしてこなかった。だからダメだ」
とすぐネガティブにとらえる人たちがいるわけです。

もったいない話です。
ただし、正確に(あるいは親切に)説明すると、
「いまの学生に、就活でアピールすべき自分のよさがない人はいない」
のですが、同時に、
「自分のよさを、最初から的確に企業に対して示せる人も、またとても少ない」
という事実があります。
これらの人たちは、やはり「エントリーシートが通らない」という挫折感を味わい、頭から自分のことを否定する人たちと同様に「自分の実績が足りないからだ」と自己評価を下げてしまうのです。

そうすると、就活がうまくいかない「負のスパイラル」に入ってしまいます。

■自分をアピールできないふたつの理由
なぜ、自分のよさを伝えられないのか。理由はふたつです。

①自己分析がうまくできていない。
②自己分析の結果を、エントリーシートでうまく表現できていない。

②の問題は、主に志望動機にかかわるもので、これもまた非常に大切かつ就活生の理解が浅いものなので、次に取り上げたいと思いますが、まず①の問題を考えてみましょう。

■自己分析にすぐ「飽き」てはいけない
私が就活生のみなさんに対して言いたいのは、
「自己分析を終わらせるのが早すぎる」
ということです。

おそらく、「どのように自己分析をしていいかわからない」という問題があって、それがみなさんに意識化されておらず、「悩み」にすらなっていないのではないかと私は考えています。

①「自分は何をしてきたのか」
②「それについて、どのように考えたのか」
③「どのように努力したのか」
④「どのような成果を得たのか」
⑤「何を学んだか」
⑥「この体験を通じて、自分はどのような成長をとげたのか」

端的に言って、自己分析はこれがワンセットです。ここまでやって、初めて
「私は●●な人間です」
とアピールできるのです。
しかし、たいていの就活生の自己分析は①だけか、あるいは①と④で終わっています。
アピールは⑥の部分となるわけですが、それは①〜⑤が揃って、初めてきちんとできるものなのです。
①、④、⑥だけでは、やはりうまくいきません。

これを理解していない就活生があまりにも多いと感じています。
逆にいえば、理解さえしてしまえば、これだけでうまくいくはずなのです。

私が会ってきたほとんどの就活生は、①、あるいは①と④だけで自己分析を「やった気」になっていました。

これでは、自己PRを展開しようとしても、すぐ行き詰まってしまいます。
苦し紛れに「盛る」ことを始めてしまうのは、これが理由なのではないでしょうか。

続きます。

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