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2013年2月13日 (水)

「どんな職業人になりたいか」を、どう考えるか①

■志望動機の質がよくない、という傾向
 まず、志望動機の話からはじめることにします。
「職業人」に関する質問が出てくるのはなぜなのか、と考えてみたのですが、それは志望動機の問題を抜きにしては語れないと思うからです。

『1点差で勝ち抜く就活術』にも書きましたが、就活生のエントリーシートを見ていて、一番弱いと感じるのは、何といっても志望動機です。

 いちばん多いパターンがこれです。会社案内や企業セミナーで「これが当社の特色です」と提示されたものをそのまま写して、

「○○という技術で工事を完成させる御社なら」
「○○という企業理念をもつ御社なら」

 という志望動機を書く人が非常に多いのです。
 なにがいけないのか、わかりますか。

 これらがダメなのは、就活生本人が「それについて理解しているか」「それについてどう思っているか」という情報が全く入っていないからです。
 自分でこう書いてみて「これではダメじゃないかな」と思った学生は、ちょっと考えてこう書きます。

「○○という企業理念をもつ御社なら、私の力が生かせると思い、志望いたしました」

 これでもダメ。
 なぜでしょう。「企業理念」と「私の力」に何の関連も見いだすことができないからです。
「うちの会社を志望する理由」が果たして何なのか、企業は見いだすことができません。
 それでは、「通るエントリーシート」にはならないのです。

■志望動機が貧しいから、「職業人」の質問ができた?
 では、どうしてこんな志望動機が量産されてしまうのでしょうか。
 理由はふたつです。

 ①企業研究の不足。「使えるキーワードを拾えれば」という浅い考え方で企業研究をしている。
 ②考察の不足。企業研究で得た情報を自分なりに理解できているのか、また、それがどのような意味をもつのかを考えていない。

 こういう志望動機があまりにもあふれてしまっているため、企業は、もうひとつ質問を増やすことにしたのだと思います。

 それが、「職業人」に関する質問だと私は考えています。

 続きます。

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