自己分析①「何を選ぶか」という問題
「自己PR・アピールに表れる自己分析が的外れである」と書きました。
その問題はふたつあります。
自己分析のやり方の問題です。
ひとつは、「何を選ぶか」という問題です。
いままで会ってきた就活生たちにも、最近、お会いしてお話したり、メールでやりとりをしている就活生の自己PRエピソードにも共通している問題なので、みなさんにも共通しているのではないかと思います。
「ゼミ、部活・サークル、アルバイトなどひととおりやっていますが、ありきたりなエピソードしかありません」
他になにかないだろうか、ああでもない、こうでもないと「漂流」している人がけっこういます。なにか特別なことをしなければいけない、そういう思いで突き進む人も多いようです。
「自分は特別なことをしていないから、だめだ」
「読書メーター」でいただいたレビューにも、このようなものがあります。
「学生生活を送る前提が“人並み”のコミュニケーション能力だとすると、真の意味で話が苦手な奴は自己分析しても何も出てこないのか」
http://book.akahoshitakuya.com/b/4582856586?from=author_kanren_list
そんなことはありません。
絶対にありません。
大学生の生活でやることには限りがあります。
みんな同じです。
そこから、ほかでもないあなたが、どんなことを得たのかということが問題なのです。
「何を選ぶか」は、「いままで生きてきたこと」から選べばよいのです。
続きます。
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