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2012年11月

2012年11月29日 (木)

「就活とは表現」と意識するのが、成功のいとぐち

新しい就活シーズンが始まっています。
私も、2014年卒(大学3年生ですね)の学生のアドバイスを始めています。

これから就活に取り組む学生と話していて「これは大切だなあ」と思うことがあります。それは、
「就活とはなにか、エントリーシートとはなにか」
ということを、よく理解して就活に臨むべき、ということです。

そこが甘いと、エントリーシートがなかなか通らないということになる。逆に、就活の悩みはこれを理解することで、かなり解消するのではないか。それが、多くの学生にアドバイスしてきた私の実感です。

就活はなにかと一言でいえば、それは「表現」です。

表現とは何でしょうか。
毎日生活している中で、「おなか空いた」と人に言うこともまぎれもない表現ですが、それが表現であるとは考えませんね。
「これください」
「寒いね」
しかし、どんなに単純でも、どうしたら相手に自分の思いを伝えられるか、とは意識しないうちに絶対に考えているはずなのです。

では、表現とはどうすることなのでしょうか。辞書を引いてみましょう。

ひょう‐げん【表現】ヘウ‐〘名〙スル
心理的、感情的、精神的などの内面的なものを、外面的、感性的形象として客観化すること。また、その客観的形象としての、表情•身振り•言語•記号•造形物など。「情感を―する」「全身で―する」(『大辞泉』)

「感情的、精神的などの内面的なものを、外面的、感性的形象として客観化すること」
あなたの内面を、外に向かって「こう感じている」ということがわかるようにすることです。そして、表現は、このような形式で行われます。

「表情•身振り•言語」
これは面接で伝える要素ですね。

「言語・記号•造形物など。」
まさに、エントリーシートがこれだと言えるでしょう。

企業の担当者は、あなたのことを全く知らないのです。ですから、あなたがどういう人間で、なにをしてきて、これからその企業でどのように働くのか、ということを表現しなければなりません。

エントリーシートや面接、つまり就活とは「表現する活動」だということを肝に銘じる必要があります。逆に、それを意識すればいい就活ができることは間違いないでしょう。

2012年11月21日 (水)

今後の進め方、無料のセミナーと個別アドバイスについて

15日、明治大学紫紺館で『1点差で勝ち抜く就活術』刊行記念セミナーを行いました。
参加してくださった方々、そしてセミナー開催の労をおとりいただきました平凡社の方々に御礼申し上げます。人数は多くありませんでしたが、その分内容を濃くするようにしました。ご満足いただけましたでしょうか?

■このブログのこれからの進め方
さて、今回のセミナーでは主にこれから就活を始める2014年卒の方を対象に、エントリーシートを書く前の基本的な考え方や、何をすべきかということについてお話ししました。12月から本格化する、説明会など企業との接触を前に、いまは自己分析をしっかりとやる時期です。

そこで、このブログでも、これから就活を始める人向けに記事をアップしていこうと考えています。
ただ、検索でこのブログを訪れる方の傾向を見ていますと、まだ内定がとれていない人も多くおられるようです。適宜その方のための記事も掲載していこうと思いますが、卒業まであまり時間がありませんので、行動は急ぐ必要があります。具体的な疑問や悩みがありましたら、コメントやメールでリクエストを送ってください。

■無料の小セミナーを開催します
ひとりから数人の少人数から、無料のセミナーを開催します。場所は特にこだわりません。大学の歓談スペースや喫茶店の会議室(たとえば、東京では『ルノアール』のチェーンで、会議室が安く借りられます)などでいいでしょう。内容をご希望に合わせることもできます。コメントやメールでご連絡ください。
・2014年卒の方向け(これから就活を始める)
・2013年卒の方向け(内定がとれない)
両方に対応し、その場で解決すべき問題を伺ってお話しすることが可能です。

■個別アドバイスの希望者を若干名募集します(無料)
いままで私は、成蹊大学法学部塩澤一洋先生のゼミの学生と、直接ご要望をいただいた方々にミニセミナーやエントリーシート、面接のアドバイスを行ってきました。内容はフルコミットと言ってよく、エントリーシートならば完成まで付き合いますし、面接対策も時間をかけています。

たまたま今度のシーズンはゼミの就活生が少ないため、ブログの読者の中から数人の規模で、自己分析から内定まで、私、高瀬の就活のアドバイスを受けたい方を募集します。
また、2013年卒の方で、まだ内定が出ていない方のアドバイスもいたします。

条件としては、面談のために東京都内に来ることができる方を対象とします。
費用は無料。私の交通費などの経費を支払う必要もありません。その代わり、実際の就活での体験を、私が書籍やこのブログなどに発表してもよいという条件に同意される方に限ります(本を見ておわかりのとおり、どこの誰ということは全くわからないようにします)。

ご希望の方は、右フレーム下のメールフォームからご連絡ください。一度お会いして、サポートさせていただくかどうかを決めることにいたします。

2012年11月14日 (水)

11月15日明治大学紫紺館セミナー、テーマは「生きる力となる〈ことば〉」

ということで、明日になりました。
だいたい、こういう時の話は「出たとこ勝負」ということにしているのですが、
大きなテーマとして、タイトルの

「生きる力となる〈ことば〉」

その意味とテクニックをお伝えできれば、と考えています。
〈ことば〉とは思考したり、それを相手に伝える「核心」であり、
どのように相手に伝えたらいいかが〈テクニック〉です。

〈ことば〉がなければ〈テクニック〉を使う意味はない。
〈ことば〉があったとしても、間違った〈テクニック〉では相手に伝わらない。

明日は、このことをみなさんと考えたいと思います。
就活の最初で正しく狙いを定めることで、あなたの就活が目的を達し、そしてあなた自身の糧になる、そう信じています。

■セミナーは以下のとおり行います。
日時 11月15日(木)午後1時半〜4時
場所 明治大学紫紺館3階、3S会議室
(明治大学本部のあるリバティタワーと、明大通り〈JRお茶の水駅から坂を降りる通り〉をはさんではす向かいの角にある建物です)
講師 高瀬文人
費用 無料
*事前のお申し込みは不要です。

2012年11月11日 (日)

どなたでも参加できます。11月15日の明治大学(紫紺館)セミナー

11月15日、出版社の平凡社さん主催による、『1点差で勝ち抜く就活術』刊行記念のセミナーを行います。

明治大学の校友会やレストラン、会議室のある別館である「紫紺館」にて行いますが、どなたでも参加できます。
東京近郊のみなさんのご参加をお待ちいたしております。

日時 11月15日(木)午後1時半〜4時
場所 明治大学紫紺館3階、3S会議室
(明治大学本部のあるリバティタワーと、明大通り〈JRお茶の水駅から坂を降りる通り〉をはさんではす向かいの角にある建物です)
講師 高瀬文人
費用 無料
*事前のお申し込みは不要です。

内容は、2014年卒業のみなさんの就活が始まるシーズンですので、就活全体、特にエントリーシートを書くに当たっての「気づき」や「盲点」について、みなさんのニーズを聞きながら進めていくことにしたいと考えており、以下の内容を予定しています。

①就活の目的
②エントリーシートで伝えるべきことは
③どうやる?企業研究
④自分を掘り下げる「三角形自己分析法」

進み具合にもよりますが、自己PRを実際に書いていただいて、希望された方には、後日添削したものをお返しすることも考えています。

2012年11月 6日 (火)

小説「楽団兄弟」のすすめ

Img_1109

『1点差で勝ち抜く就活術』を読んで下さった方からメールをいただきました。
ありがとうございます!

「就活で初めて現実というものに直面した」と、その方は率直な感想をおっしゃいました。
そして、「笑顔を、とかコミュ力が必要で就活を乗り切れとか言うけれども、具体的にはどうすべきなのかは大人は教えてくれない」という不信感を持ったということを明かしてくれました。

なるほど、そうですね。
たかだか大学生活までの経験で、働くことの本質が見え、それを踏まえた自分の適性を描き、ゆるぎない笑顔でプレゼンテーションできるか。

それは、ムリだと思います。
「いま現在思っている、仮のものです」
と自覚することが大切だし、実際にもそのようにしかできません。

昨日、面白い小説を見つけたのでご紹介します。
自分の本の宣伝ばかりでは、アレですから。

宮下奈都さんの「楽団兄弟」という小説。講談社文庫のアンソロジー『宇宙小説』に収録されています。

主人公の「僕」は、ちょっと名の知られたオーケストラの団員になったばかり。
中学生のとき、聴きに行った演奏会で素晴らしいトロンボーンの腕を見せた「キーチさん」に魅せられ、彼を追ってオーケストラに入り、キーチさんからいろいろ吸収しようと、日々がんばっています。
キーチさんは、性格が反対に見える、厳格で無口なコンサートマスターの「ヅカさん」と「兄弟」と言われるほど仲がいい。なぜなのか、「僕」にはわかりません。そしてコンサートの日、事件が起こるのでした……。

マンガ『宇宙兄弟』のトリビュート企画で書かれた小説のようですが、若くて未熟、しかし熱意のある「僕」が、空回りしながらも一生懸命本質をつかもうとするさまが、暖かい筆致で描かれています。

「仕事とは何か」がこの小説のテーマだと私は思いました。
「僕」は、まだ「仮の本質」しかつかんでいないことに気づきます。でも、それでいいのです。気づいたことが素晴らしいのです。気づいたことで、「僕」は生き方を変えることを決意します。というか、「生き方が変わります」というのが正確でしょうか。
その経験の度合いに応じて、人の個性によって、読み方が違ってくる大変優れた小説です。しかも読みやすい。

就活生のみなさんも、きっと得るものがあります。ぜひ読まれることをおすすめします。
ちなみに、著者名順に並んでいる棚では大変探しにくい。著者名が「we are 宇宙兄弟編」となっていますので、私が買った書店では「う」のコーナーにありました。

ムリです(笑)。

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