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2012年10月10日 (水)

まだ内定が出ない人の緊急総点検⑧「最後の壁と最初の壁」

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面接で結果が出ない。

なにが悪かったのか、手応えがないまま不採用通知の「お祈りメール」が来てしまう。
そういう悩みを抱え、途方に暮れている人も多いかもしれません。
就活生の相談に乗っていると、いま、面接で壁に当たっている人は、大きくふたつの類型に分けられるような気がします。今回は、そのお話をしましょう。

■最後の壁にぶつかっている人
この類型の人は、面接も何回か進んでいき、2次面接や3次面接、場合によっては最終面接で敗退を続けるというパターンです。自己PRや志望動機などは納得してもらえるように話せたが、その先がうまくいかない、という声をよく聞くのです。

こういう人の場合は、「質問の潮目が変わっていないか」注意する必要があります。
つまり、企業側が知りたいことが、それまでと変わっていることを見逃している場合です。

企業は、採用すべき学生の水準をあらかじめ決めていることが多いのです。
エントリーシートや面接でそれを確かめることになりますが、それが満たされた場合、質問の角度が変わることがあります。

「この学生を職場に迎えて、一緒に働けるかどうか?」

こうなると、質問は準備したものを話すだけでは対応できない種類のものになります。

「もし、職場で○○だったら、あなたはどうしますか?」

問われているものは場合によってさまざまです。柔軟性を問う質問、組織人としてきちんと振る舞えるかどうかを聞く、場合によっては、人の上に立つ素質があるかどうかを聞かれている場合もあるのです。

そしてもうひとつ、それまでの自己PRや面接での問答とこれらの質問への答えとを比べて、違和感や疑問がないかどうかもチェックされている場合があります。つまり、「人間としてのあなた」全体が見られているということなのです。
ですから、質問はきちんと聞いて、きちんと理解し、真正面から答えましょう。

早合点はけがの元です。聞き取りにくかったら、お願いしてもう一度質問してもらいましょう。よほどぼんやりしていたことがあからさまでなければ、マイナス点にはなりません。

■「盛る」副作用で受からない場合も
このブログでは(そして、今度の新書でも)、経歴や実績を水増ししたり、ないものを捏造してしまうような「盛る」行為は絶対にしてはならないと繰り返してきました。その理由のひとつが、ここにあります。

質問の潮目が変わったときに、矛盾が出てしまうことが往々にしてあるのです。

「あれ、前と言っていることが違う」

という違和感は、往々にして命取りになります。企業側は、それまでに描いてきたその学生のイメージが、実は違っていた、ということを嫌うからです。

あくまでも、自分という人間そのままを見せる。
それが、「最後の壁」を突破する王道です。

次回は、「最初の壁」に当たっている人の問題について取り上げます。

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