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2012年3月 4日 (日)

Q1:高校時代のことは書いていいの?

さっそくメールでご質問をいただきました。

「エントリーシートに高校時代のことを書きたいのですが、いいのでしょうか?あまり前のことを書くと不利になるような気がして、悩んでいます」

基本的には、大学での出来事に絞ったほうがいいと思われます。
理由は、企業がESで見たいのは「どんな結果を出したか」ではないからです。
「取り組みの中で何を学び、考え、それが今後の職業人との姿勢にどうつながるのか」
問われるのは、「プロセス」であり、「いま、どう考えているか」という、職業に向かう態度なので、なるべく最近の経験や考えを書くべき、ということになります。

しかし、以上のようなことを伝えるために必要あるいは効果的、と考えられる場合は、高校時代のことを書いてもいい、ということになります。

たとえば、以下のような場合です。
①学びや部活・スポーツなど、高校時代の出来事が、現在のあなたのあり方に通じている場合
 高校時代の取り組みが、大学で続けられ、深められている場合
(例・高校時代からやっているスポーツや学習テーマ)
 高校時代のあるきっかけが、大学での学びや活動に結びついている場合
(例・高校時代の経験から、大学での専攻を決め、学びを深めている)

②高校時代に顕著な実績を上げた場合
 スポーツで、割合に指標がわかりやすい大会で上位入賞を果たしている
 文化部などの受賞経験

 ただし、これらは必ず「現在の視点」を加味することが必要です。その経験や実績が、大学の学業や部活、生活にどのように反映され、どう深めたか、という観点が「絶対に」必要です。
 「○○で優勝しました」だけでは、今はだめなのです。

 かつては、スポーツ関係で高校で優秀な実績を挙げた人は、おそらく企業の戦力になるだろう、程度の理由で採用されやすかったのですが、採用数を絞っている現在、要求される水準は高くなっており、「そこから何を得て、大学ではどのように活かしたか」「仕事にどう活かせるか」というように深めないとなかなか突破できないようです。

高校時代のことを書く場合には、「現在とのつながり」、そして「未来への展開」を必ず意識するようにしてください。

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