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2011年3月10日 (木)

エントリーはエントリーであって、ゴールではない

お疲れさまです。

①競争が激しくたくさん受けるので1社に対する意識が「希薄化」すること。

就活生のみなさんは、本当に疲れていると思います。
先日、ある大学の4年生で、誰もがその名前を知っているような大手企業に内定した人(つまり、この4月から社会人、というわけです)の、就職活動報告書を見せてもらう機会がありました。ESから試験、面接まで、企業の担当者やリクルーターとどんなやりとりをしたのかを事細かに、しかし要点を押さえて書いていました。
「この人なら、どこでも受かるだろう」
と、私は思いました。

しかし、ちょっと驚いたことがありました。
報告書にはこの人のエントリーした企業名が列記されていたので、数えてみたらちょうど50ありました。
50社というのは、いまの就活の常識だったらごく普通に受ける数だと思います。しかし、この人の場合は、そんなに受けなくてもいい実力があるのに、なぜこんなに受けてしまうのか。

その大きな理由のひとつに、過当競争が挙げられると思います。
かつては「就職協定」というものがあって、学生と企業が接触していい「解禁日」が決まっていました。そこから就職活動が始まる建て前だったのです。ただ、やはりフライングは横行していて、解禁日は実質的に「拘束日」でした。解禁日には第一志望の会社にいたい。ですから、受けられる会社の数は、物理的に限られていました。

いまはそういった制約はありません。門戸は建て前上平等に開かれていますが、今度は人気企業に学生があまりに殺到するので、説明会の日程をとるだけで大変です。私も大学の研究室で就活生が受付時間ぴったりに企業ウェブサイトにアクセスして、「やった!」「だめだった……」と一喜一憂しているのを見ています。私たちの世代は、「チケットぴあ」にコンサートチケットをとるために電話して、同じような一喜一憂をしていたのですが……。

あんまりエントリーをゲットするのが大変すぎて、本当にその会社に入社したいのかどうか、どうなんだろうなぁ、というのが、ESを見ていて正直のところ出てくる感想なのです。

(つづく)

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