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2011年3月

2011年3月14日 (月)

焦らない

大地震とその後の本当にいろいろある問題、目が離せません。

11日、私は東京の自宅で地震に遭いました。窓から外を見ると、今まで見たことのないような揺れ方で家や電柱が揺れているので驚きました。
マンションの住人なので、同じフロアにいる人の安否を確かめてから非常階段を下りて管理室からハンドマイクを持ち出し、けが人がいないか、火の始末は大丈夫かを確認、その後は管理室で安全確認やエレベーター点検などのサポートを行いました。
電車が止まり、たまたま友人が東京駅で「帰宅難民」になっていることを知ったので、迎えに行き泊まってもらいました。

12日は電車が混乱しており、管理人さんの出勤が大幅に遅れそうなので、それまでに必要な簡単なマンションの管理業務をしました。

さいわいマンションの損傷もなく、けが人もありませんでした。この程度のことで、マンションという共同体を維持することができて幸運だったと思います。

今回の地震で、苦労されている就活生の方もいらっしゃるでしょう。14日は東京では計画停電で電車が混乱し、就活に苦労した方もいたようですが、このブログには、被災地からのアクセスもあるようで、もっともっと厳しい局面に立たされている方もいるのは想像に難くありません。

ESや面接など、企業とのやりとりに支障が出ている場合、臆せず人事部に事情を連絡してみましょう。なにか考慮してくれるかもしれないし、してくれないかもしれません。
その企業の危機管理の意識がわかる、ぐらいの気持ちでいましょう。

焦らずに。いまは大変ですが、みなさんは強くなれると思います。

2011年3月11日 (金)

学業と職業はつながっている

お疲れさまです。
「なぜ、あなたのエントリーシート(ES)は通らないのか?」
3つ目の観点を検討します。

③職業に対する理解が足りないこと。

前回は、「その企業についての理解が足りないこと」についてお話しました。
今回は、「職業についての理解が足りないこと」についてです。

職業って何でしょうね。
仕事をするってどういうことだろうか?

ある意味、わかるわけはないですね。
でもESは、現時点のあなたの職業への考えを企業に示すところです。
現時点でいいのです。

働くということは、実は学ぶということとつながっています。
あなたは、自己PRをどのように書いているでしょうか?
だいたい、学業やゼミ、サークル、アルバイトに分けて、どんなことをしたか書いているのではないかと思います。つまり、自分自身を「掘り下げている」はずです。

どうやって生きてきたか。それを充分に掘り下げていますか?
おそらく、それがまだ圧倒的に足りない。
「学ぶ」ことについての掘り下げが足りないから、「働く」ことへの展開ができないのではないか?
私はそう考えています。

あなたはどんな人間なのか?
それをがっちりと掘り下げた上で、
なぜ志望するか、あなたは企業で何ができるかを組み立てることができれば、
「通る」エントリーシートが書けるようになります。
(つづく)

2011年3月10日 (木)

知らない企業には、入れない

おつかれさまです。

「なぜ、あなたのエントリーシート(ES)は通らないのか?」
というテーマを、企業側のお話を聞いて分析しています。
3つの要素のうちふたつ目です。

②「有名企業だから入りたい」程度の認識であること。

人気のある企業ほど、ESの質問項目が細かくなっています。
特に応募者が殺到しそうな企業ほど、質問は具体的になっています。

就活生のESを見ていて、一番「弱いな……」と思うのはここです。
一言でいえば、質問に答えていないことが多いのです。

たとえばこんなESがあります。1ページを使って、図や写真なども入れて、
「新商品を開発して、その概要を図に描いてください」
「あなたは当社の技術でどんな商品を開発しますか?」
という問題がときどき出ます。

受けたい企業がどんな会社なのか、どんな成り立ちでどんな「強み」を持っているかという「企業研究」が問われているわけです。それにきちんと答えていないESが多いのです。企業側から見れば、ここで差がつくということになります。

まず、少し極端な例からお話します。
たとえば、ある飲料メーカーの、昨年のESの設問はこうでした。
「新しい飲料を開発して、そのスケッチとともに概要を書いてください」

あなたならどうしますか。
「思いつかない……」と頭を抱える人が多いようです。
原因は簡単です。あなたがその企業のことを「知らない」からです。

では、どうしたらいいでしょうか。
企業を理解するにはいろいろなアプローチがあり、「これが正解」というのはありません。
たとえば、この問題でいえば、ひとつの手としては、その商品がどんな要素でできているのかをなるべくたくさん考えてみることです。たとえば……

〈商品それ自体〉
・原料
・味
・分量

〈容器・デザイン〉
・容器のデザイン
・容器の大きさ(商品の容量)

〈製造〉
・製造方法
・食品衛生法など、関連法規のクリア

〈流通〉
・梱包
・輸送

〈陳列〉
・店頭にどう並べるか

そして一番大切なのは、
〈マーケティング〉
・誰を対象にした商品なのか。
 ・男性
 ・女性
 ・年齢層
・どのような場面で飲まれるか。
・自社あるいは他社の競合商品はあるか。あるなら、それに比べてどんな強みがあるか。

……もちろん、これらの要素を全部盛り込んでいたら、収拾がつかなくなります。
しかし、こうやって書き出してみることで、その企業がどれだけの背景をもって仕事をしているかが想像できるでしょう。たとえば、直感で「こういう商品がいい!」と思ってすらすら書いた場合でも、これらのいくつかの要素にどう対応しているか考えて新商品の性格をプレゼンすれば、さらに説得力は増すのではないかと思います。
企業の採用ページには、いろいろな部署で働く人たちが紹介されていますが、それらを結びつけて考えることは少ないと思います。しかし、一度こういう考え方をしてみると、それぞれの関係性が見えてくるかもしれません。

「すべて」を知る必要はないのです。しかし、間違っていてもいいから、受けたい企業がどういうかたちで仕事をしているのかを考え、それを自分の希望とどう結びつくかを考えることをおすすめします。

企業が「入れたい」就活生は、やはりその会社のことを知ろうという努力をしている人なのです。

次回は、もう少し本質的なお話をしようと思います。

エントリーはエントリーであって、ゴールではない

お疲れさまです。

①競争が激しくたくさん受けるので1社に対する意識が「希薄化」すること。

就活生のみなさんは、本当に疲れていると思います。
先日、ある大学の4年生で、誰もがその名前を知っているような大手企業に内定した人(つまり、この4月から社会人、というわけです)の、就職活動報告書を見せてもらう機会がありました。ESから試験、面接まで、企業の担当者やリクルーターとどんなやりとりをしたのかを事細かに、しかし要点を押さえて書いていました。
「この人なら、どこでも受かるだろう」
と、私は思いました。

しかし、ちょっと驚いたことがありました。
報告書にはこの人のエントリーした企業名が列記されていたので、数えてみたらちょうど50ありました。
50社というのは、いまの就活の常識だったらごく普通に受ける数だと思います。しかし、この人の場合は、そんなに受けなくてもいい実力があるのに、なぜこんなに受けてしまうのか。

その大きな理由のひとつに、過当競争が挙げられると思います。
かつては「就職協定」というものがあって、学生と企業が接触していい「解禁日」が決まっていました。そこから就職活動が始まる建て前だったのです。ただ、やはりフライングは横行していて、解禁日は実質的に「拘束日」でした。解禁日には第一志望の会社にいたい。ですから、受けられる会社の数は、物理的に限られていました。

いまはそういった制約はありません。門戸は建て前上平等に開かれていますが、今度は人気企業に学生があまりに殺到するので、説明会の日程をとるだけで大変です。私も大学の研究室で就活生が受付時間ぴったりに企業ウェブサイトにアクセスして、「やった!」「だめだった……」と一喜一憂しているのを見ています。私たちの世代は、「チケットぴあ」にコンサートチケットをとるために電話して、同じような一喜一憂をしていたのですが……。

あんまりエントリーをゲットするのが大変すぎて、本当にその会社に入社したいのかどうか、どうなんだろうなぁ、というのが、ESを見ていて正直のところ出てくる感想なのです。

(つづく)

ご質問・ご意見はコメント欄にお寄せください。

あなたの志望動機が人事担当者の心を打たない「3つの理由」

お疲れさまです。

なぜ、企業の人事部から見ると、「エントリーシートの志望動機の質が低下している」のかを考えてみましょう。
みなさんはどう思われますか?

実は、私は若い友人たちのエントリーシート(ES)を見せてもらってアドバイスをしていますが、正直のところ、この企業の元人事担当者と同じことを感じています。

「私はこういう人間です」という自己PRに比べて、
「私はこういう理由で御社を志望します」という志望動機が圧倒的に弱いのです。

いくつか理由があると思います。

①競争が激しくたくさん受けるので1社に対する意識が「希薄化」すること。
②「有名企業だから入りたい」程度の認識であること。
③職業に対する理解が足りないこと。

この3つの理由を、もう少し分析してみましょうか。

(つづく)

2011年3月 9日 (水)

「エントリーシート(ES)が通らない!」と悩んでいるあなたへ

お疲れさまです。はじめまして
就活もたけなわですね。

いま、エントリーシートが通らないと悩んでいる就活生の方。
志望動機をどう書いているかを見直してはどうでしょう。

昨年まで企業の人事担当者をしていた人と、宮崎地鶏屋でお酒を飲みながら意見交換しました。いま、就活スケジュールはエントリーシート(ES)の提出から始まりますが、人気企業は応募者が殺到するため、まずESが通るのが難関になってしまっています。
企業はESを実質的に「ふるい落とす」ために使いますが、元担当者によると、志望動機の欄で落とされる人が一番多く、しかも年を追って増えているのだといいます。

つまり、「エントリーシートの志望動機の質が低下している」と、企業は感じているというのです。
なぜか。ひと言で言えば、企業研究が足りない、それから、その企業に入りたいというモチベーションが書類から読み取れないということなんだそうです。

いま、エントリーシートが通らないと悩んでいる就活生の方。
志望動機をどう書いているかを見直してはどうでしょう。
企業が志望動機で落としているということは、志望動機に力を入れれば、残る可能性が大きいということでもあります。

(つづく)

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