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September 17, 2008

第101号:ペイリン共和党副大統領候補のメガネはKazuo Kawasaki

Mp704
*ペイリン副大統領候補がかけている「MP-704」。板状のフレームはチタン製。


マッケイン氏が担ぎ出してきた、サプライズのアラスカのあの人。
彼女がかけているのは、福井の増永眼鏡の製品である、「Kazuo Kawasaki」ブランドのメガネなのだそうだ。
Kazuo Kawasakiブランドは、パウエル元国務長官が愛用していたことで知られる。ヒラリー・クリントンもお気に入りなのだそうである。増永眼鏡のある福井県鯖江市は、日本のメガネ産業の90パーセントが集積している「メガネのまち」だ。

現在大阪大学大学院で人工臓器を研究している川崎和男氏は、インダストリアルデザイナーだが、人工臓器を開発したいがために医学博士号をとるという、驚きの転身を果たした人だ。「メガネは医療器具」というコンセプトを打ち出し、それまでファッション性しか考えられていなかったメガネの世界に革命を起こした。

何を隠そう、私も川崎氏の「アンチ・グラビティ」シリーズからの愛用者。アンチ・グラビティは、メガネのずり落ちを防ぐため、フレームを軽いチタンで作り、鼻梁に乗せるパッドの支持方向を逆にしたユニークなメガネだった。いまかけているのはその後継のもの。ネジは蝶番部分の2個しかなく、レンズもフレームの弾力だけで止められている。前作もそうだったが、チタンフレームの弾力がばねのように耳と顔面にフィットし、レンズの光軸がゆがまないのがウリである。私は今のフレームをすでに4年以上使っているが、全くゆがみがない。

まだまだ、モノ作りに新しい思想をこめることはできるのだと感じることができる。
アメリカのトップを目指す人間がかけても、私のような田子作がかけても、いいものはいいのである。


Kazuo
*ちょっと古びているが、私がかけている「MP-690」。増永眼鏡直営店でしか手に入らない赤いフレーム。自慢しちゃった。

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